にわプロ The International出場チーム紹介 Wings Gaming編
今回はDotaの本場であった中国のチームである「Wings Gaming」
僕がTI前に過小評価し過ぎていたチームの一つ
Wings Gaming
詳しい内容は
Wings Gaming - Liquipedia Dota 2 Wiki
参照
概要
2014年に結成された中国のチーム
現「IG Vitality」のsuperが所属していた
2015年初めのDota2 Asia Championshipsのワイルドカードに出場するものの本選出場はならず
他の大会でも目立った活躍を見せれずに、8月末にメンバーを総入れ替えした
そして2015年末にあったWorl Cyber Arena 2015で4位入賞を果たしている
転機が訪れたのは2016年の4月
中国予選を勝ち抜いて出場したESL One Manilaで「Team Liquid」を破り優勝を果たす
その結果が評価されてかManila Majorにいきなり招待チームとして参加
結果は最下位で終わってしまう
その後目立った大会出場は無かったものの、TIの中国予選で優勝を果たして本選出場の切符を手に入れる
またTI前のThe Summit5で「OG」を2度破って優勝を果たしている
チームの印象ははっきり言ってよくわからない
ここまで勝ち残るチームだと思っていなかっただけに、リプレイほとんど見ていないし、大きな大会での活躍もESL One Manila位しかなかった
強いて挙げるならば序盤から積極的に攻めていくアクティブなチーム
中国勢としては珍しいイメージ(中国勢の中でも超攻撃的なチームもありますし、あくまで個人的なイメージ)
チームもGrand Finalに進出し今最も勢いのあるチーム
中国勢の復活の狼煙はもう上がりきった
あとはシアトルに大きな花火を打ち上げるだけだ
メンバー
※使用Heroは僕の独断と偏見で最近よく使っていたり、得意そうなHeroです
選手名 | ポジション | 出身地 | 使用Hero |
---|---|---|---|
shadow | Carry |
中国 |
Ember Spirit/Drow Ranger/Slark |
bLink | Mid |
中国 |
Invoker/Shadow Fiend/Queen of Pain |
Faith_bian | Solo Off |
中国 |
Beastmaster/Batrider/Clockwerk |
Innocence | Support |
中国 |
Rubick/Dazzle/Io |
iceice | Support |
中国 |
Rubick/Dazzle/Witch Doctor |
shadow
2015年8月に移籍
序盤から積極的に攻めていく攻撃的プレイヤー
pick poolも広くメタに合わせていくことができ、相手のbanを悩ませる存在
Deathも少なく長い時間チームに貢献ができる優秀なCarryだと僕は思っている
TIには初出場
bLink
2015年8月にFaith_bian、Innocenceと共に「Speed Gaming」から移籍したプレイヤー
通称、跳刀跳刀
Shadow FiendやQueen of Painが印象的なプレイヤー
今のメタはしっかりと押さえており、今の中国では有数のInvokerプレイヤー
器用に様々なHeroをこなすことができ、レーニングと集団戦どちらも好きのないプレイヤー
TIには初出場
Faith_bian
2015年8月にbLink、Innocenceと共に移籍
バランスの取れているOffプレイヤー
BeastmasterやBatrider、Clockwerk、TidehunterなどのイニシエートタイプのHeroを得意とする
またOffでPuckを使う稀なプレイヤー
早めにMidやSafe laneに寄ってGankを仕掛けるなど結構移動するアクティブなプレーをする
TIには初出場
Innocence
2015年8月にbLink、Faith_bianと共に移籍
通称、y
Rubick使いであり、Io使いでもあるプレイヤー
HeroによってRoamとレーンサポートをこなすSupport
攻撃的なSupportで積極的に前に出て相手プレイヤーをハラスする
TIには初出場
iceice
2015年8月に「Big God」から移籍したプレイヤー
シンガポールのプレイヤーである「EHOME」のiceiceiceとは別人
Rubick使いであるもう一人のSupport
この人もHeroによって役割は変わる
ある時は攻撃的に動き、またあるときは守備的に動くことのできるバランスのとれたプレイヤー
TIには初出場
まとめ
中国の新興勢力である「Wings Gaming」
僕はTI始まる前はノーマークだったし、よくて9-12位だと考えていた
しかし結果は僕の予想を裏切りGrand Final進出
中国の夜明けとなるのか
次は最後のチームであり、僕が過小評価し過ぎていたアメリカの強豪「Evil Geniuses」の紹介
ほなまた