にわプロ The International出場チーム紹介 Fnatic編
今回は東南アジアの強豪である「Fnatic」編
ちょっと複雑な経緯があって結成されたチーム
Fnatic
詳しい内容は
Fnatic - Liquipedia Dota 2 Wiki
参照
概要
2015年に結成されたマレーシアのチーム
しかし組織の経営自体はイギリスにある
なぜかというと、もともと「Fnatic」はロシア、北アメリカ、ヨーロッパの順にチームを持っており、今はマレーシアにチームを置いているから
結局強いところばかりでどうにもならなかったから東南アジアに逃げてきたという感じ
「Fnatic.EU」だったころには「OG」のN0tailとFlyや「Escape Gaming」のEraが所属していた
そして2014年に事実上の解散を行った
2015年6月
活動の場所をマレーシアに移して新しいチームを編成した
かつて中国の「EHOME」がマレーシア人で構成をし、2015年3月に「EHOME」から放出されていた「Team Malaysia」をそのまま取り込み新チームとした
結成3か月後のTI2015に招待チームとして参加するが、残念なことにLower Bracket1回戦敗退で最下位
Frankfult Majorにも招待されて出場するものの結果最下位
2015年は特に大きな大会での優勝はなく終えてしまった
そして
2016年
Shanghai Majorの予選を勝ち抜き本選に出場
結果は5-6位というあと一歩で入賞を逃す
Manila Majorでも5-6位と再び入賞を逃す
ESL One Manilaでは3-4位と入賞
しかしTI2016の招待の連絡は来ず、東南アジア予選に参加
チームの印象は割と普通のDotaをやっている感じ
特別なことはやっていない
それぞれのプレイヤーパワーで勝つ
そんなイメージ
前年のTI最下位という結果を超えることにはもう成功した
あとはかつて同じマレーシアのチームである「Orange Esports」が記録したTI3位という結果を超えることはできるのか
メンバー
※使用Heroは僕の独断と偏見で最近よく使っていたり、得意そうなHeroです
選手名 | ポジション | 出身地 | 使用Hero |
---|---|---|---|
Mushi | Carry/Mid |
マレーシア |
Lifestealer/Juggernaut/TerrorBlade |
MidOne | Mid/Carry |
マレーシア |
Invoker/Ember Spirit/Puck |
Ohaiyo | Solo Off |
マレーシア |
Nature's Prophet/Batrider/Dark Seer |
DJ | Support |
フィリピン |
Enchantress/Chen/Io |
343 | Support |
マレーシア |
Vengeful Spirit/Lion/With Doctor |
Mushi
チーム結成当時からいるプレイヤーでありキャプテン
優秀なPickerでもある
TI3位入賞をはたした「Orange Esports」やかつて中国ドリームチームである「Team DK」、「EHOME」に所属していた
色々なポジションができる便利で優秀なプレイヤー
今はCarryをやっているが、一番経歴が長いのはMid
少しCarryはあっていないような感じもするが、そこは長年の経験でカバー
東南アジア最強であるMidOneとともにチームをCarryすることはできるのか
TIには5回目の出場
MidOne
2015年12月に加入したプロとしては若いプレイヤー
確か東南アジアのpub starだったはず
プレイヤーネームはMiduanであるが、今回はMidOneで参加
上記に挙げたHero以外にもTemplar Assassin、Phantom Lancerなどが得意
攻撃的なMidプレイヤー
積極的に相手のMidとダメージ交換をしてレーン有利を作り出す
でもたまに前に出すぎてカウンターGankを決められることも
集団戦では正確なマクロで敵のSupportを溶かしたり、Coreに仕事をさせなかったりもする
TIには初出場
もしかしたらTIのpub star上がりで注目される存在になるかも
Ohaiyo
結成時から所属しているプレイヤー
Mushiと長くチームを組んでいる
攻撃的なOffプレイヤー
HeroはRat、イニシエートの両タイプともバランスよく使える
序盤に前に出すぎて相手のCoreをKillすることもあれば、逆もまた然り
イニシエートでしっかり相手の陣形を乱したり、Blink inによるGankを決めたりもする
割とレベルの高いプレイヤーである
TIには4回目の出場
DJ
2015年8月から加入したメンバー
攻撃的なSupportプレイヤー
割といろいろなHeroを使うことができるが基本的にはRoamしているイメージ
Io使いではあるが、ほかのIo使いに比べるとレベルは落ちるきらいはある
Ohaiyoと一緒に序盤にGankを仕掛けたり、相手のCoreをつぶしたりと序盤から大忙しな人
また相手のジャングルに入ってFarmしたりなど大胆な一面も見せる
TIには初出場
343
2016年3月に加入したチーム歴が最も短いプレイヤー
一応は守備的なsupport
Bounty HunterをやるときはRoamしたりしている
序盤からDjと一緒に相手のMidにちょっかい出したり、相手のCarryをつぶしたりするお邪魔キャラ
いざというときは守備的に味方を守りチームに貢献する
TIには初出場
まとめ
東南アジアの強豪である「Alliance」
もう一つの参加チームである「TNC Gaming」が「OG」を倒すという大番狂わせをしただけに、「TNC Gaming」以上を目指したいところ
次はお待たせしました
アメリカの強豪である「Digital Chaos」の紹介
ほなまた