にわプロ The International出場チーム紹介 compLexity Gaming編
ついに明後日くらいから開催となるTI2016
今回からはワイルドカード枠のチーム紹介
アメリカ予選を勝ち抜いたcompLexity Gaming編
compLexity Gaming
詳しい内容は
compLexity Gaming - Liquipedia Dota 2 Wiki
参照
概要
2012年2月に結成されたアメリカのチーム
アメリカであるが、結構他国の選手が多い
現「OG」のFlyやMoomMeanderが所属もしていた
アメリカでは「Evil Geniuses」とかつてあった「Cloud9」のアメリカ三強の一角
初出場であったTI2012では9-12位という結果
その後大きな国際大会で結果を残すことはあまりできていない
TI2015はアメリカ予選を勝ち抜いてグループステージ枠を獲得はしたものの、9-12位という結果に
だが2016年
Shanghai Majorで5-6位、Manila Majorで9-12位
ESL One Manilaで5-6位、ESL One Frankfurtで5-6位
EPICENTERで4位入賞
などと悪くはない結果を残している
今年のTI2016はValveに招待されず、アメリカ予選に参加する
プレーオフの決勝まで進み、同じアメリカの「Digital Chaos」に敗れてグループステージ進出を逃す
今回ワイルドカードからの参加ということで残り2つのグループステージ枠を争うことになる
チームの印象は、CarryとMidのChessie、Limmpというスウェーデンコンビが勝利に導いている感じ
Support二人がそれをカバーする
全員そこまでレベルが劣るわけではないが息の合わなさが問題か
Offであるswindlemelonzzが不意の死を遂げるせいで集団戦に勝てないことが多い
息さえ合えば勝つことができそうではある
TIには3回目の出場
最高順位である9-12位という記録を超えることはできるのか
地元アメリカ勢としてまずはグループステージ進出を目指してもらいたい
メンバー
※使用Heroは僕の独断と偏見で最近よく使っていたり、得意そうなHeroです
選手名 | ポジション | 出身地 | 使用Hero |
---|---|---|---|
Chessie | Carry |
Invoker/Lone Druid/Juggernaut |
|
Limmp | Mid |
Puck/Lina/Tiny |
|
swindlemelonzz | Solo Off |
アメリカ |
Dark Seer/Beastmaster/Axe |
Zfreek | Support |
アメリカ |
Earth Spirit/Enigma/Skywrath Mage |
Handsken | Hard Support | Io/Disruptor/Chen |
Chessie
2015年11月からスウェーデンの「Ninjas in Pyjamas」の解散に伴いから移籍
Carryではあるが得意とするのはMidに行くようなHero
InvokerやLone Druidなどを得意とする
InvokerがSafe laneにいたらたぶん彼
序盤、中盤はしっかりFarmして味方のGankに遠くからSun Strikeを打つお仕事
中盤以降はしっかりと集団戦でダメージを出していく
のだが、集団戦ではLimmpのほうが活躍をしているイメージ
彼が活躍し始める時間にはすでにチームが厳しい状況であることが多々ある
TIには初出場
序盤に有利を作って集団戦で存在感を示すことができるか
Limmp
Chessieと同じチームで同じタイミングで移籍
数多くのMid Heroを使うことができる
上記にしたHero以外にもQueen of PainやBatrider、Templar Assassinなど状況に合わせたHero poolを持っている
集団戦での活躍はすさまじいものがあるが、前に出すぎて敵のフォーカスを受けて真っ先に死んでしまうことも
チームとの連携がカギになりそう
TIには初出場
集団戦で敵のフォーカスを受けないことと、チームとの連携が勝利へのカギとなる
swindlemelonzz
2014年8月から参加しているチームとしては最古参の一人
アメリカ人でキャプテン
積極的に前に出るプレーだが、そのせいで序盤の不必要なKillを相手に献上することも
イニシエートや集団戦での立ち回りが上手というわけではない
前に出すぎて味方が付いてこれずに死んだり、イニシエートのタイミングが遅れて最大限にSkillを生かしきれないことも
ただしっかり仕事ができればCarryとMidの二人が何とかしてくれる
この人が活躍できるかもこのチームの課題だと思う
TIには2回目の出場
集団戦での立ち回りに注目
Zfreek
2014年8月から参加しているチーム最古参のもう一人
そしてもう一人のアメリカ人
基本的には序盤はRoamして回る仕事
相手のSafe laneからKillをもぎ取ったり、もぎ取られたりしている
積極的に動き回って各laneのバランサーとなっている
集団戦ではswindlemelonzzよりもうまいイニシエートを決めることがある
ただ決まれば有利になるが、大半相手に邪魔される
そこはチームとの協力が必要
TIには2回目の出場
チームを有利に導くGankができるかどうか
集団戦での味方と息を合わせたイニシエートができるかどうか
Handsken
2015年11月からChessie、Limmpと同じく「Ninjas in Pyjamas」から移籍
守備的なSupport
基本的にはCarryのChessieやMidのLimmpに付く
ただ二人ともSolo志向があるのか、序盤はZfreekとともにRoamして回る
この人もなかなかのIoプレイヤー
特にTiny wisp(Ioの別名)の組み合わせは破壊力抜群
また守備的なRelocateで見方を守り自分を犠牲にすることもしばしば
果たして彼のサポートが報われる日はTIで来るのだろうか
TIには初出場
彼の献身的なサポートはチームを勝ちに導くことができるのか
まとめ
TI開催地であるアメリカでも有数の強豪である「compLexity Gamig」
しかし世界との差はまだまだある
この大会で地元の意地を見せ、グループリーグに進出することはできるのか
次回は中国予選のワイルドカード枠である「EHOME」
中国の強豪の一つであるが果たしてTIは復活の舞台になるのか
ほなまた